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ジムノート(フランス語:Gymnote, S 655)は、フランス海軍の通常動力型潜水艦。潜水艦発射弾道ミサイルの実験用潜水艦として建造された。艦名はデンキウナギ目に由来し、19世紀末に登場した全電動推進潜水艦「ジムノート」に因む。 1950年代後半期、フランスは原子力推進潜水艦の建造を計画し、1955年に建造番号「Q244」を起工した。しかし、当時のフランス産業界では船舶用実用原子炉を生産することができず1958年に本計画は中止に至る。1960年代初期、フランス政府は独自の核抑止力を構築するため潜水艦発射弾道弾の開発を決定する。船体「Q244」は4基のミサイル発射筒を装備する潜水艦として再設計される。 == 艦歴 == 「ジムノート」は、建造番号Q251としてDCNシェルブール工廠で建造され、1963年3月17日に起工、1964年3月17日に進水し、1966年10月17日に就役する。 就役後の1968年にM1ミサイルの発射実験に成功する。その後M1ミサイルはル・ルドゥタブル級原子力潜水艦に配備される。さらに新型のM4ミサイルの試験を可能とするため1977年から1979年にかけて大規模な改修工事が実施された。現役間の試験実射の回数はM1、M2、M20、M4を含めて100回を超えている。 20年の現役間は洋上で1,521日過ごし、164.220海里を航海し、完全潜水時間は4,754時間に達した。 1986年に退役し、1990年にサン=ナゼールで解体される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジムノート (S655)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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